「為当の家/豊川」は、Diktaでは珍しいリノベーション物件です。
写真にある色の濃い柱・梁は既設のもの、白っぽい柔らかな肌色の梁や屋根の
構造用合板は新設のものです。
以前あった柱を取り除いた部分は枕梁を用いて補強する、新設する柱ともともとあった
柱とををボルトで繋いで一体化するなど、リノベーションならではの施工も多くあり、
いつも以上に大工さんには頭が下がります。
既設部分との取り合い加工の手間は、実際に現場を見てみないと分からない部分もあります。
新設部分を既設部分にぴったり合うように加工しながら工事が進んでいきます。
そういった部分も含め、見ごたえのある現場です。
大工さん、いつも丁寧な仕事をありがとうございます。
2013.3.20 ディクタ建築事務所 栗山祐子