「為当の家/豊川」の障子は塗装してあります。
普段 良く目にする障子の骨の多くは木そのものの色が多いですね。
ヒノキは、木目はまっすぐで淡い黄白色。光沢が美しいです。
ヒバは、木目がおとなしく、黄白色や淡黄色。
サワラは、ヒノキに比べると光沢は少な目ながらくすんだ黄褐色。
スギは木目がはっきりしている赤褐色。
ヒノキの材に塗装する計画だったのですが、ヒノキには色が乗りにくいとのことで、
家具に使われることの多いペルポックに変更。建具屋さんからのご提案です。
写真は建てこむ前のものですが、塗装も良く乗り 肌触りも優しいです。
職人さんからも意見やお知恵を出していただきながら、より良いものに仕上げていきます。
2013.05.08 ディクタ建築事務所 栗山祐子