2015.09.18 豊田市「起間の家」 現場打ち合わせ。現場も涼しくなりました。
豆砂利と藁スサ入りの外壁左官工事が終わってました。
掻き落としの陰影が、素材の奥行きを感じさせる仕上がりです。
さて、この日の打ち合わせは、造作の納まりについて。
材料のぶつかるところで、どちらを優先するか「勝ち、負け」を決めたり、寸法を決めたり、納まり(形状)を
監督さん、大工さんと相談しながら、ミリ単位まで決めて行きます。
「いやいや、それは田舎のやり方だよ」
「都会の大工さんはどうやるの?」
大工さんの”都会のやりかた”の説明に
なるほど、なるほど・・・
「では都会のやりかたでお願いします(^^)」 とか
都会という言葉に弱い私ですが、ある場面では、流されそうになるのをぐっと堪えて
「ここは田舎のやりかたでお願いします(^^)」 って感じで打ち合わせ。
先週の定例で、「これで屋内は決まりましたね」 と監督さんと話していたのですが、
顔を合わせれば、打ち合わせしたいことは尽きないわけであります。
こういう打ち合わせを繰り返すことで、どんどんどんどんブラッシュアップされていくのです。
楽しかった「起間の家」の工事も、いよいよ終盤に入ります。
2015.09.21 ディクタ建築事務所 原田久