構造図の確認をしています。
梁と天井に設置されるスピーカーや照明・カーテンボックスなどとの取り合いや 耐力壁の位置・倍率を見ています。
あまりに余裕がなかったり干渉する所は、梁の架け方を再検討できないか構造サイドに 確認はしてみるものの、結果として材積が大きくなったり他に負担が増えるとのことで なかなか構造が動くことはありません。
たいていの場合は、最初に提示していただいた構造計画のまま進みます。 色々なパターンを想定し、その中で一番良いものを提示してくださっているので、 当然といえば当然ですね。
意匠サイドの方で構造フレームに関係しない天井高さを1cm、3cmと調整させていただくことも あります。
天井ふところに余裕を見込んでおくとこのような調整は不用になりますが、余裕を見すぎると 材料や未利用空間の無駄が出ますし、外観のバランスが微妙に変わってきますので、 なるべくタイトに抑えたい部分です。
慎重に確認作業を進めます。