豊田市「起間の家」の実施設計を進めています。
住んでいただく場面をイメージしながら、だんだんとより細かい部分に注意が向いていきます。 素材・取り合い・家具の棚の枚数などの内容も図面に落とし込んでいます。
空間の一部分や生活シーンの一部分をクローズアップして考えていくのですが、 それぞれの「ベスト」を全て積み上げていくと、必要以上に要素が増えてしまったり、 なんとなく統一感のない空間になってしまうこともあります。
ここらで一呼吸して、全体を再度確認します。
建物の完成が最終ではなく、住んでいただいてからが住まいの完成なので、作りこみすぎないことを 意識しつつ、クライアントさまの求める空間に沿うように。
これまで問題視していなかったことが見えてきたり、今のままでもいいけれど少し気になっている ことなどのより良い解決策を模索したりしているうちに、気づけば資料の山です。
今年もよろしくお願いします。