豊田市「起間の家」の展開図を進めています。
展開図では主に高さを確認していただきます。 天井高さ・ドアや窓といった開口高さをはじめ、造作家具や持ち込み家具も書き込んでいきます。
見せる収納と隠す収納のバランスやアクセントになる壁、家電の定位置なども相談して図面に表しますので これまで以上に温かみというか暮らしぶりが反映された図面になり、「どう暮らすか」が よりイメージしやすくなります。
ここ数年で大型化していると感じる家電は、壁掛けエアコンと冷蔵庫とテレビ。 特にエアコンは広い部屋用のものはエアコン室内機自体の奥行きが大きく、さらにお手入れ時には 必要スペースが大きくなるので、エアコンをルーバーなどで隠したい時に注意します。
逆に小型化している家電はパソコンや掃除機、オーブンレンジ。 以前はキッチンにパソコンがあるとレシピ検索できて便利な時代もありましたが、現在では タブレットで検索できるので、特別なスペースを必要としなくなりました。
数年前まではなかったタイプのコーヒーメーカーや炊飯器などもでていますし、充電家電も増えました。 あまりアレンジの利かない限定的なスペースは今現在は良くても時が経つと無駄になってしまうことも 考えられます。
数年後も暮らしやすい住まいための必要スペースを考えながら線を引いています。