「南設の家/新城」実施設計図面の金額が出てきました。 ここで金額が予算内に納まっているのであれば、そのまま契約し工事着工です。 ・・・が、そういったことはなかなか稀です。 できればこうしたほうがいいかな、というご要望も図面に反映していますのでどうしても予算オーバーになりがちです。
減額できそうな項目と代替案をご提示し、採用不採用の判断をしていただくのが減額調整です。
味のあるタイル 無垢のフローリング 知れば知るほど好きになる海外メーカーのキッチン設備 デザインに優れた水栓や照明器具 完全オーダーの扉 などなど
南設の家に限らず、注文住宅を建てたいと考えるクライアントさまには実現したい「何か」があります。 その「何か」は空間のありかたにも現れますし、空間を構成するパーツにも影響します。
見積もり書の金額と代替案とを勘案しながら、その「何か」が輪郭を現す、 そんな側面も減額調整は持ち合わせていると考えています。
「そこは変更しないでそのままがいいです。」
と言われると、金額面では苦しいなと思う反面、良い住まいが出来そうだなと嬉しくもなります。