新城市「南設の家」は現在 概算見積もり中。実際に施工していただく施工会社さんにご協力いただいています。
もちろん、予算内に納まるべく仕様を思い浮かべながら線を引くわけですが、同じ材料でも その時々で価格が異なる場合があります。たとえば輸入材。遠く海外の地で何かが起こると、輸入困難になったり 材そのものの不足のために価格が高騰することがあります。
また、人件費も流動的です。職人さんの需要が多く繁忙期には人工が上がります。野菜や魚など食べ物の価格が気象条件などで幅があるように、建物価格にも幅があります。
既に建っている建物でも、今から同じコストで作れるかというとそうではないことも多いので、使ったことのある材料でも その時の「時価」を確認してから実施設計で詳細を詰めていきます。
2013.10.17 ディクタ建築事務所 栗山祐子