「白鳥町の家」では、大工造作工事が完了し、左官工事に入りました。今回、室内の壁仕上げには中塗りプラスター仕上げを採用しました。この仕上げを採用するのは、「老津の家」以来、実に12年ぶりです。顔料パッケージの 「絶対変色せぬ」 が超いい感じです。微妙な色味を出すのが難しく、色決めには少し時間が掛かります。色見本を作ってもらいましたが、なかなか納得できるものがありませんでした。そこで、配合を変えてサンプルを作り直してもらい、その中から選んだのがこの色です。奥の部屋から塗り始めました。左官壁特有の質感がとても良い仕上がりを見せています。