LDKを考える上でキッチンに立った時にどんな眺めが広がるかは大事です。
眺めといっても、屋外の景色のことではなく室内の様子です。
こちらは、ダイニングテーブルの向こうに小上がりの和室、左手側にリビングが続いています。
料理の支度や片付け中、ダイニングで宿題をするお子様と学校の話をしたり、和室で遊ぶ小さなお子様の様子を見守ったり。
パートナーが、リビングでテレビを見ている時や和室で洗濯物やアイロンをこなしている時に、「そろそろご飯できるよ」なんて会話もしやすそうです。
小上がり部分には引き出しの収納がありますので、おもちゃやアイロン台などもこちらに収納すればすっきりした空間を保ちやすいです。
家族みんなでリビングで映画鑑賞する日もあれば、親子で和室でゴロンと横になって本を読む日、和室の扉を閉めて大人はリモート会議なんてこともあるかもしれません。
家族各々が、様々な使い方ができるよう居場所の多いLDKで、毎日のちょっとしたシーンが心地良くなります。
2021.05.21 栗山祐子