「御津日暮の家」では外壁工事が進んでいます。
塗壁で懸念されるのはひび割れと汚れ。どちらも下地処理が大切になってきます
まず、通気を確保してラスと呼ばれる金網を施工。モルタルの付着を良くします。写真の見右手です。
そこに下塗。写真の左手です。モルタルのアルカリ成分はカビや藻などの汚れ防止に大切です。
仕上げ工程前にはグラスファイバーネットを使用し、ひび割れを防止します。
外壁塗壁は時間はかかりますが、時間と手間を掛けるだけの耐久性や耐火性、何より
その独特な味わい深い表情といった魅力のある材です。
下地塗の工程でさえ味わい深く思えてワクワクします。
2020.09.04 栗山祐子