「王ヶ崎の家」ではクロス工事が進行しています。
これまで打ち合わせしてきた事が目に見えて表れる楽しみな段階ですが
現場と設計の行き違いが形となって表れる工程でもあります。
この現場でもそのような場面がありました。
写真は先々週の様子です。この時に気になった所が2か所ほどありました。
次の週までに、やり直してもらいましたが、どこを直したか分かりますでしょうか?
一つ目は、下がり天井の範囲に誤りがあります。(写真の①)
鴨居奥を吹抜側と勘違いしたようです。
当該部分をレッドシダー張りに是正してもらいました。
二つ目は見切り板の太さです。(写真の②)
見切りというより幕板といった印象を受けます。おそらく図面で指定した寸法ではないのでしょう。
設計図124mmのところ、135mmの施工となってました。たった10mmですが、この差が大きいのです。
図面通りの寸法に改めてもらいました。
改めてもう一度見てください。
先々週よりスッキリしていると思います。
2020.06.15 原田久