「王ヶ崎の家」は2月中旬の上棟に向けて着々と準備を進めています。
プレカット図や施工図のチェックを行い、設計図どおりであるか確認すると同時に、
業者サイドからの「この方がより良いのでは」といった提案を協議したりします。
現場は型枠、ホールダウン金物、アンカーボルト、設備配管スリーブが完了し、配筋検査を行いました。
先日指摘した部分の是正も完了しておりまして、1回目コンクリート打設の許可を行います。
コンクリートの配合計画書を受領しました。
この書類には、スランプ、水セメント比、骨材の産地、セメントやアルカリ骨材反応試験の結果、資格者の免許等が添付されていますが、
それらの中で一番重要なのは「出荷されるコンクリートの強度(呼び強度)」の確認です。
コンクリートの強度は、現場の気温に大きく左右されますので、時期に応じた補正を行います。これを「温度補正」といいます。出荷されるコンクリート強度が温度補正なされた数値であることを確認します。
ちなみに今のような寒い時期と真夏の暑い時期はの温度補正値は +6N/mm2 です。
2020.01.25 原田久