「赤坂台の家/豊川」の足場が払されて全貌があらわれました。
杉焼板の外壁が美しい外観です。
大工工事は終盤を迎え、浴室の天井と壁に木が張られていました。
在来浴室では、浴槽や水栓などの設備、壁や床といった内装も自由にできますので、入浴時間を大事にされるご家族にぴったりです。
正面の天井と壁との取り合い部分に走るステンレスは天井からのしずく受けで、壁の汚れや劣化に配慮したものです。
趣のある浴槽と十和田石の床で仕上げられた様子を思い浮かべますと、自然と笑みがこぼれます。
ユニットバスに比べて職人さんの手間がかかりますが、在来の浴室ならではの心がほどける感じが好きです。
2020.01.16 栗山祐子