「野依の家」の一年点検にお邪魔しました。
和室に通していただき、この一年の暮らしぶりを伺います。
とても満足いただいているとのことで一安心です。
師匠の出江寛先生にお褒めの言葉を頂いた和室。
つくづく「良い和室だなぁ・・」と惚れ惚れしながら眺めてました。
それでは、この日の本題の一年点検。
建具やクロス、その他不具合についてヒアリングしますが「殆どない」とのことですが、
内部・外部についてお施主様、工務店、設計者一緒に確認してまわります。
建て付のけ悪い所もクロスの浮きも殆ど見当たらず、わずかに階段のコーナー部でクロスの捻れと
勝手口サッシ気密部材が擦れる感じで音鳴り、家具収納扉の調整の3点を修正項目として指摘。
プラン的に安定している建物でしたので、大きな狂いが発生しなかったものと思われます。
玄関収納の建具が調子悪いのかな?と思いましたが、中の収納が支えていただけでした^^
シンプルで気に入っていた引手ユニオンATH-636シリーズ。2017年廃盤につきこの家での採用がラスト。
そう思いながら見ると余計に格好良く感じます。
クロスの下はマグネットボード下地。強力マグネットで壁を傷めることなくお子さんの絵を飾れます。
お料理の本を想定してましたが、可愛い絵本を展示。
ニトリで購入した木箱が味気なかったので、塗装をかけて色あわせ。
パントリーも格好良く使っていただけてます。
洗面スペース可動棚
設計時点では、奥行きが深いので収納BOXを置いたら圧迫感を感じるかも・・と心配してましたが
布製の収納ボックスのおかげでその心配は杞憂に。
庭のグランドカバーはクラピアです。
昨年11月はこんなに疎らな状態で、グランドカバーとして見られるようになるのは何年先なんだろう...と、
密かに心配しておりましたが、想像以上に早く地面を覆ってくれました。良かった良かった。
2019.10.17 原田久