外出から戻り、お住まいにあかりが灯っていると、心もほどけるような感覚があると思います。
夕日のような 赤っほい電球色はくつろぐ時に最適なあかりです。
薄曇りの日中の 白っぽい昼白色は読書などに向くあかりです。
電球色と昼白色の間の色目が温白色です。
私たちのご提案するお住まいでは、電球色と温白色を使い分けます。
ゆっくりくつろぎたいリビングには、温白色より電球色がおすすめです。
ダイニングは、朝・昼の食事をを重視するなら温白色、夕食重視なら電球色ですが、料理がおいしそうに見えるのは電球色。
リビングやダイニングで頻繁に本を読んだり書き物をするのであれば、スイッチ切り替えで色目が変えられる器具もあります。
就寝時に昼白色や温白色の光を浴びると就寝を妨げるとも言われますので、こちらも電球色。
玄関や廊下、トイレの照明は夜に使用するので電球色。
身支度する洗面スペースと、勉強する子供部屋のみ温白色。
ポイントとなる照明器具自体の色目やデザインはお好きなものを選んでも構いませんが、あかりの色目は生活シーンに合わせて整えたいと考えています。
2019.09.19 栗山祐子