家具と建物と

2019-09-05 · 家づくり考・建築メモ

こちらの本棚は、家具でありながら、階段とリビングとの間仕切り壁を兼用しています。

壁厚本棚

壁の厚みは一般的に150mmほど。その分リビングが広くなりますし、何よりすっきりします。
壁と家具との隙間が掃除しにくいなんてことにもなりません。

構造的に必要な耐力壁でなければ、なくせる壁として図面を歩き回ってみると
出来上がる空間が少し違ってくるように感じます。

ニッチのように壁厚を利用するのも一つの方法ですが、潔く家具に置き換えますと、より用途が
広がり使いやすくもなり、空間としてもよりシャープに仕上がります。



2019.09.05 栗山祐子

豊橋、豊川、蒲郡、岡崎、豊田、設計事務所と創る注文住宅|有限会社 ディクタ建築事務所

有限会社 ディクタ建築事務所 / Dikta architects office

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