室内窓でより快適に

2019-04-18 · 家づくり考・建築メモ

春になって気候が良くなってきますと、冬には開けなかった窓を開けて
お住まいに風通しを得る機会も増えてきます。

外部に面する開口部はもちろん、廊下やホール、リビングといった家の中心部分に面する壁にも、
開口部を設けると風や視線が抜けて気持ちの良いものです。

中世古の家(豊橋)書斎
こちらの正面本棚の上部には、横長のガラスがはめ込まれています。
ガラス部分の右側一部が引戸になっています。

自室でゆっくり本を読む時など、プライバシーは守られながらも 通風は得られるしつらえです。
天井面に外部からの光がこぼれています。

高師本郷の家(豊橋)書斎
こちらは、リビングに面した個室に室内窓を設けています。

あかりも風も視線も自由に行き来できて、半個室のようになっています。
個室側に棚を設けているのでたっぷりの収納力を備えつつも、リビング側はすっきりもするのも魅力です。

光や風の通る室内窓、取り入れ方によっては家族の気配や空間の広がりもより感じられますので
特に子育て世代におすすめです。


2019.04.18 栗山祐子

 

  この記事で紹介したお家は  


 中世古の家(豊橋市) https://www.dikta.jp/work-detail.html?id=75


 高師本郷の家(豊橋市)  https://www.dikta.jp/work-detail.html?id=76

 




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