「御津日暮の家」は基本方針が定まり各室の検討に入りました。
玄関の機能とデザインの検討です。
今回、玄関に求められる機能は、下足収納、腰掛、文机、筆記具の収納です。
これらをひとつの壁面で納める必要があり、何も考えないと家の顔である玄関空間が雑然とした印象になりかねません。
そこで「文机と筆記収納を他の部分から切り分けて単独で見せる」「腰掛でなく飾り棚として見せる」ことで
少ない要素の構成であるように感じられる工夫をいたしました。
気品のある玄関に仕上げたいと思います。
平成31年4月15日 原田久