アプローチと呼ばれる敷地境界から玄関までの外部空間も住まいにとって大切だと考えています。
住み手にとっては毎日、外出時と帰宅時に通過するアプローチは、気持ちの切り替えの場でもありますし
来客に対しては住まいの印象を大きく左右する部分でもあります。
一般的には足元のコンクリートや石など敷材、シンボルツリーや塀などでデザインを進めます。
こちらはたくさんの植物が季節ごとに表情を変えてくれる楽しみと趣を備えたアプローチです。
こちらは建物の一部をアプローチと兼ねてデザインしたものです。
雨に濡れない玄関前空間は便利ですし、お帰りなさい感が増しように感じます。
どちらも完成時の写真ですので、足ものと土の部分に緑が増えてより優しい雰囲気になっています。
2019.03.21 栗山祐子