透明のガラス窓に欲しくなるのがブラインドやカーテンです。
面積が大きいので開口部をどう扱うかは部屋の雰囲気に大きく影響します。
まずは透明ガラスのみ。
視線が抜けて広く感じられますが、ブラインドなど開けたままで生活するとなると
無防備な感じも受けます。
室内は自然光を受けてさっぱりしています。
左手窓に白いスクリーン。
室内に光が拡散して柔らかい雰囲気になっています。
リビングなども白やベージュ、薄いブラウンや薄いグリーンですと
室内に入ってくる陽光も自然な色で、落ち着いた感じになり空間にも馴染みやすいです。
左手窓に紅いスクリーン。
紅い色味がアクセントになって和室感が増しています。
窓からの陽光で部屋の色味も全体にほんのり紅色付いています。
一般的には、はっきりした色や濃い色は、色の重心が移るので難しいですが、
こちらは壁のアクセント色と揃えていただけていますので馴染んでいます。
和紙の表情のスクリーンは内障子を連想させるようにも感じます。
カーテンやブラインドなど様々な種類がありますので、
ライフスタイルに合わせて楽しんで選んでいただければと思います。
2019.01.10 栗山祐子