明るい玄関を実現させる、すりガラス入りの玄関建具。
アプローチとガレージとが混ざり合った 半室内的な屋外からの玄関にある木製建具です。
雨もそれほどかからない場所です。
光を積極的に取り込むのなら格子は少し細めで華奢なほうが望ましく、しかしながら外部に面するので
あまり細すぎると耐候性と防犯性とに頼りないので丁度良い太さに。
その格子を何本入れるかで変化する、ガラスとのバランスも丁度良く仕上がっています。
建具屋さんに製作いただいた縦格子の引戸。
高さは天井いっぱいまでとして垂れ壁をなくしてすっきり感を増しながら光をより一層取り込んでいます。
交通量の多い道路に面する玄関なので、視線を遮りつつも光を取り込み、落ち着き感も生まれる格子戸、
障子とはまた違った魅力を感じます。
2018.11.22 栗山祐子