先日、写真家の萩原ヤスオさんに撮影していただいた「中世古の家/豊橋」のコンタクトが届きました。
1階はガレージと客間兼奥様のスペース、
2階はLDKと水回りといった生活空間、
3階はそれぞれの個室 と
各階ごとに異なる目的を持っている中世古の家。スペース毎に表情も異なります。
1階は落ち着いた和風の空間です。アプローチから木製格子戸のある玄関、玄関からホール、和室へと続きます。
3枚障子の開閉でホールまでで視線を止めたり、和室奥の庭まで視線が抜けたりと表情豊かです。
2階は明るめのフローリングを用いた優しい印象の空間です。こちらも畳を用いた室があり、
天井までの3枚障子の開閉で空間をつなげたり仕切ったり。
横桟だけの障子も和風過ぎずお気に入りポイントです。
3階個室は天井の形状がフラットではないため、立つ位置によっても写真の印象が変わります。
写真選びも楽しい時間が流れています。
2018.11.08 栗山祐子