SE構法の構造見学会に行ってきました。
大きなスパンを要求される時や特殊な空間の建築にSE構法は適しています。
(空間的事情から、ミネ美容室、老津の家、中世古の家でSE構法を採用しています。)
情緒的な意味に於いて、人の居住する空間はRCや鉄骨より木造であることが望ましいように思います。
今回は保育園の園舎ということで、一部の構造材を表しで使うのですが、耐火的措置として燃え代設計を施しています。
燃え代設計とは、表面が燃えても構造耐力上支障のない大断面とすることによって木材を表しで使うことが出来るという規定です。
構造設計上の必要な断面にプラスされるので住宅スケールではボテッとした印象になると思うのですが、
建物のボリュームが大きいので愚鈍な感じはありませんでした。