「王ヶ崎の家」は実施設計中盤。建物の形に纏わる打ち合わせを一通り終えて、順を追って細かな部分の打ち合わせに入りました。
物事をいっぺんに決めることは難しいものがありますから、まずは窓や建具の位置や大きさ、耐力壁の場所、階や物などの各部高さなど断面的などを検討し、
概ねまとまりましたら次のステップとして、家具、照明、スイッチ、コンセントなど細かな部分を決めて行きます。
設備や家具を検討してみたら、前の打ち合わせで決めたことでは不都合なことが発生します。
建築と設備、建築と構造、構造と設備、それぞれの整合性を図りつつ実施設計を進めていきます。
2018.7.9 原田久