前回 の続きです。
階段上って2階ホールへ。スポットライトの下あたりにピアノを置きます。
壁の向こうは書斎スペース。廊下突き当たりはバルコニー。
ソファを置いて、ピアノのお稽古を眺めたり書斎の本を読んだり、お子さんと一緒に過ごすスペースが2階にも出来ました。
バルコニーからホール方面見返し。
左側:子供部屋、右側:書斎になります。
子供達も自由に入って本に親しんで欲しいとセミオープンな書斎
寝室
ウォークインクロゼット
大工さん製作により収納家具。ワイヤーラックや引き出しはIKEAの既製品。
寸法分からないので長久手で購入したものを図って製作してもらいました。
子供部屋①
子供部屋②
アクセントの壁紙はお子さんに選んで貰いました。良い色ですね。
2階トイレ。アクセントに木蘭色と若芽色の中間色のクロス。
私の師匠出江寛は古くなって美しさを増すことを「古美る(ふるびる)」と表現していますが、
長く愛される建築にはそういった視点の家づくりが大切と考えています。
蒲郡本町の家は、古美る(ふるびる)素材を用いて、住むほどに愛着の増す住まいとなっています。
クライアントのライフスタイルに合わせた間取り、忙しい日々の暮らしの中で家事動線をコンパクトにまとめ、
本の好きなクライアントさんが季節に応じて、あるいは時間帯に応じて好きな場所で読書を楽しむために
プランの要所に余白を設け、そこがちょっとした居場所となるように心がけています。
この家でいつまでも楽しく暮らしていただきたいと願っています。