前回の続きです。
リビング上部は屋根なりの形で吹抜になっていて、2階寝室と木製窓で繋がります。
面の大きな壁はリビング正面の壁になります。飾り棚右側の開口は2階に至る階段です。
よく見ると、飾り棚左側に扉の線が見えると思いますが、壁と同色に塗装して目立たないようにしています。
木製の室内窓の向こう側は書斎、廊下の突き当たりは洗面室です。
趣味の音楽鑑賞のコンポ用の机や、CD、レコードの収納棚を備えた書斎です。
書斎からリビングとタタミコーナーの眺め
造り付けの洗面カウンターは人造大理石。ミラーボックスは既製品を使ってコストダウン。
既製品のミラーボックスのサイズから、窓、カウンター、部屋のワイドを決定しました。
(通常の寸法の決め方とは逆の方法です。)
ルーバー状の垂れ壁の下は引き戸になってます。
普段は開け放して使い、エアコン必要な時期は扉を閉めてつかいます。
扉を閉めたとき、扉の形が四角で表れるのが煩くなるので、扉上部をルーバー状にあしらい壁の縁を上から下まで通しています。
階段を上がって2階へ。
2階はWIC付きの寝室、子供部屋2室、トイレからなるプライベートゾーンです。
寝室附属のWIC(ウォークインクロゼット)
高師本郷の家は、必要なところに必要なだけの収納があり、家事動線を考えた暮らしやすい間取りですが
見せる部分と機能上必要な部分をバランスよく捌き、シックで落ち着いた家に仕上がったと思います。
この空間で好みのインテリアに囲まれて好きな音楽をじっくり楽しみながら暮らしていただけたらと思います。