「高師本郷の家」も無事に引渡しの日を迎えました。竣工おめでとうございます。
さっそく、ダイニングと玄関ホールに「Louis Poulsen」のペンダント照明を取り付け。
工務店さんから鍵や竣工書類一式をお渡ししました。
私からは、工事監理報告書と竣工図をお渡ししなければならないのですが、
家具が入った姿を見たいものですから、その頃を見計ってお邪魔させていただくことに。
「高師本郷の家」のKさんから「家づくりを考えてます」と、メールいただいたのは2年前の11月のこと。
ちょうど「起間の家」の引渡しを終え一息ついた日のことでした。
年明け1月の相談会にお越しいただき、5月にヒアリング、6月にプレゼンを行い、そこから本格的に打合せが始まります。
デザインに対する感性が高く、判断をお任せしても間違いないのない選択をされてましたので、
Kさんの選ばれたものに設計を寄せてトータルでバランスが保たれているかを見極めながら家づくりを進めてまいりました。
いつものDiktaよりちょっと面白いお家に仕上がっていると思います。
当初の要望に「細部にこだわった家づくりをしたい」とありましたが、
この家では、場所場所に応じた、納まり、素材、色を必要に応じて使い分けています。
わりと明確な理由があってそれらを使い分けているのですが、
この家での暮らしの中で「あれ?ここはこうなってるけど、こちらは違うことになってる!」
といった発見があったときにその理由を考えてくれると嬉しいです。
楽しい家づくりに携わらせていただいて本当にありがとうございました。