「高師本郷の家」構造チェックに行ってきました。
まずは防水層の確認。屋上に上って、防水立ち上がりと重ね幅をチェック。
一年前、足場から落ちたことを思い出して足が竦みます..
慎重に下りてきて、構造金物を全部確認します。
ホールダウン金物 写真は今回使ったHDの中で一番強い金物です。
アンカーボルトも強い引き抜き力が掛かる柱の足元には大きなA-BOLTを指定。今回はこのタイプを7箇所使ってます。
耐力壁は筋違と構造用合板を併用。合板の厚み、釘のピッチ、釘の種類を確認。
かなり以前、違う工務店さんで、この釘が全部間違っていたことがあります。
金物とビスを確認
上と同じタイプの金物ですが、ビスの色が違うのがわかりますか?
場所に応じた使い分けが必要です。
シナコーナーという金物ですが、ビスが間違っています。
床合板仕様の長いビスを使わなければならないので
やりなおして貰いました。ビスの色で長さを確認しています。
筋違の入れ方が反対で、このままだとコンセントをずらさなければならないので
入れ替えてもらいました。
間違いの多い工程ですので、時間を掛けてじっくりと確認を行ないます。
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2017.09.08 原田久