新城市「東郷の家」の一年点検に行ってまいりました。
引き渡し時は何もなくて殺風景だった建物が、一年が経過しお客さんの個性に染まったお家を拝見するのことが一年点検の楽しみのひとつです。
久しぶりにお伺いすると・・
割栗石と植栽からなるお庭が完成していてとても良い感じです。
中から見るとこんな感じ。デッキとグランドレベルが近いので庭との一体感があります。
窓際1段あげてその外がデッキですので、グランドレベルとの高低差が結構あり、そのことが設計する上で悩ましいポイントでしたが、
建物の床下や外壁通気を確保しながら、床下空間に湿気が篭らないように工夫しています。
さて、一年点検の結果、クロスの隙が3ヶ所ほど、建具の調整が2ヶ所と不具合らしい不良はありませんでした。
火打のない登梁形式で大きな吹抜のある建物でしたので、もう少しクロスの浮きは多いと想像してたのですが、
予想に反して良好な状態でした。
2017.07.08 原田久