「中世古の家」は最終段階に入りました。
玄関には木製の格子戸が取り付けられました。
防火指定のある地域ですが延焼ラインを外せば木製建具を採用することが可能です。
アプローチから玄関までの空間は家の顔となる重要な部分。
この部分の駐車場感をなくして、アプローチの一角に車が止まているという見え方にしたいと設計を工夫した部分です。
サイドからの明かりの取り方が単調にならないように変化を与え、塗り壁を粗いもので質感をアップしたりしています。
土間部分に「ひとつ」「ふたつ」「みっつ」ずつ埋め込まれた「一二三石(ひふみいし)」もそういった工夫のひとつです。
中では建具工事が進んでます。
まだ障子紙が張られてませんが、横桟のシルエットがいい感じになりそうですね。
「中世古の家」もあと少しで完成です。
2017.04.03 原田久