高師本郷の家は実施設計の中盤に入りました。
各室の展開図(壁姿図)、設備の仕様やコンセントやスイッチのレイアウトなどの打ち合せを行いました。
壁や窓の位置が固まりましたので、構造計算に入ります。
図面作業的には、とりあえずひと通り書き上げた段階。
各図面には、お客様に確認しなければならないところ、構造や設備の調整が必要なところ、図面相互の食い違い、
自分の検討事項などを朱色でメモしています。解決しなければばらないことがまだまだたくさん。
これから実施設計完了までの1月半、何度も何度も図面を修正しながら設計を進めます。
大切なものを磨きあげるがごときの作業なのですが、この過程を経るからこそ、
自分の設計した家に愛着が持てるのだと思います。
2017.03.06 原田久