「成岩の家」は残工事を残すのみとなりました。
今日は、見学会の合間に撮影した写真をご覧ください。
大寒波の影響でお天気が心配でしたが、絶好のオープンハウス日和。
青空に白のガルバが良く生えます。
記念としてシンボルツリーの植樹、コンクリートブロックの上に木製の塀、
リビングの外にウッドデッキをセルフビルドで施す予定です。
バルコニーからピアノを搬入した後に、手摺りを取り付けます。
防火地域ですが、防火壁で延焼ラインを外して木製の玄関扉をオーダー。
材は、工務店さんの提案で、ピーラーからマンガシロに変更。
内部のイメージに合った上品な扉になっています。
玄関ホールをご主人様の作業部屋から撮影。
床は大磯の洗い出し。式台を設けて段差を少なくしています。
玄関框は本物感が欲しいので太めの材とし、式台との間の縁を切りスリット状の影を作って
シャープな印象になっています。
ホール脇にはコート掛けのクロゼット。扉をあけると姿見が裏張りしています。
お出かけ前に靴まで含めたコーディネートをチェックできます。
すべて木製の扉ではバランスがよろしくありませんので、壁合わせの塗装としています。
リビングルームと書斎コーナー
フローリングはwill-suzukiオークのNグレード。
設計段階では節のないグレードを指定してましたが、お客様が現場でサンプルをご覧になり
「面白みが足りないと」あえて節のあるグレードに変更しました。
木目の表情が面白いですね。
書斎コーナーの一面にモスグリーンの壁紙。阪急電鉄の椅子がこの色ですね。
足元のはランドセル置き場。1年間だけランドセルが3つという期間がありますが、
そのときは机も使いましょうと。
今回も、デスクの下は起間の家のお客様に教えていただいた配線ピットを備えています。
リビングからダイニングキッチン方向を撮影。
タタミコーナーは小上がりになっていて、床下は引き出し収納です。
引き渡しの後にご家族で珪藻土を塗ります。天井に近いところはお父さん、
真ん中は奥様、床に近いところはお子様たちが担当するそうです。
玄関から入ってすぐのカウンターに、陶房杉の杉江さんに作っていただいた手洗い鉢。
やんちゃなお子様たちも、外から帰ってきたらここでお手洗い。
手洗い鉢を目立たせるべく、壁のモザイクタイルは控えめなものを選びました。
キッチンスペース
背面収納はキッチンに合わせて大工さんと建具屋さんに作ってもらいました。
キッチンはウッドワン・スイージーのオーク。無垢板の質感がいいですね。
キッチンの奥は収納スペースです。
勝手口がわりの空間で、資源ゴミや買い置きなどを置くスペースです。
扉のレトロガラスは、お祖母様の家を取り壊すとのことで、そのガラスを再利用。
奥様のお母さまが、愛おし気に触れていたのが印象的でした。
この土間収納は旦那様の日曜大工の作業場も兼ねてまして、
ウッドデッキや塀はこちらで作ることになります。
ウッドデッキを伝って郵便受けの新聞を取りに行く計画ですので、
奥様から「なるべく早く作ってね」と念押しされてました。
作業台の隣にサーフボードを立て掛けます。天井を張らずに高さを確保しています。
(次回に続きます。)