「成岩の家」の化粧垂木による架構が表れました。
金物の見えない美しい仕上がりです。
洗面など天井張り部分は普通に金物や火打が見えています。
この日現場に行ったのは、構造チェックと、各業者さんとの個別打ち合わせを行なうため。
まずは電気屋さん、ガス屋さん、水道屋さんと打ち合わせ。
配管やダクト等のルートは現場を確認しながら意向の伝達を行ないます。
特に梁や垂木を表しで使いますので配線ルートは今の段階で検討しておく必要があります。
火曜日まで作業を見合わせていましたが、晴れの日が続く見込みの水曜日から作業再開。屋根シージングまで完了しました。
今週中にルーフィング完了するので一安心といったところです。
大工さんから、軒先納まりに納まりについて相談を受けました。
当初から合わないことは承知してましたので、無理に擦り付けないで、納まりの良さを優先するように指示を行ないました。
午後になって板金屋さんが到着。
大工のN棟梁を交えて各部納まりの打ち合わせ。今回は軒ゼロの建物ですので板金納まりが重要になってきます。
半年前に検討した割付図もようやく日の目を見ることに → http://dikta.jp/blog-detail.html?id=5092&project_id=
土壁と板金の取り合い、オーバーハング部分と土台水切りの納まり、軒先ケラバまわり、屋根棟換気部分の納まり、窓小庇納まりについて、見付け、飲み込み寸法をミリ単位で決めて行きます。
熱中するあまり、気がつけば日の暮れる時間に..
打ち合わせするによって、どんどん建物が洗練され良くなることを実感。充実した一日でした。
2016.09.05 原田久