建物を構成する部材は様々です。
外壁の色を決める際、サッシや樋、換気フード、外壁足元の水切り等も絡めて考えます。
内装壁を考える際には、スイッチやそのプレート、巾木、建具金物やレールも考慮します。
塗装で逃げれるものもありますが、樋やサッシ、設備や金物などは製品そのままの色で
組み合わせることになります。
その中で難しいのが白。
それぞれの色目が少しずつ違っていて、アイボリーっぽい白とスノーホワイトに近い白とでは
印象がかなり違いますが、ほとんどのメーカーさんは「ホワイト」としてどちらかしか扱って
いません。
一般的には経年劣化や汚れを考慮して少しアイボリーがかった白のものが多いように感じます。
アイボリーが強く柔らかい白 と雪のような真っ白 と選べる日が来ると嬉しいです。
2016.07.29 栗山 祐子