出勤途中に「古宿の家」の現場へ立ち寄り、基礎コンクリートの確認。
日常の何でもない風景が、本当にありがたいこととしみじみと感じます。
昨日プレカットの打合せをしておりまして、構造用合板の工場が東北にはたくさんあって
今回の震災で予定していた「実付き」 合板の納入が出来なくなってしまったとのこと。
「実なし」 の合板ならストックがあるので、そちらに変更出来ないかとの相談を受けました。
「実付き」 から 「実なし」 への変更することで、構造用合板を支える受け材を余分に入れて、
釘をたくさん打つ必要があります。
他にも屋根材や外壁材なども出荷不能になったりと、影響の及ぶ建材や素材が明らかになりつつあります。
品薄状態が続く状態のところへ震災の復興によって、今後は建設コストの高騰が予想されます。
現在設計中の物件も、クライアントに上記の現状と見通しについて説明をして、コスト計画を少し
見直しすることに同意を頂いて対応しているところでございます。