豊川市の「古宿の家」は、実施設計の中盤に差し掛かってまいりました。
今週の社内設計打合せの主なテーマは 「照明」
照明メーカーの提案書をベースに、検討を行います。
メーカーからは、照明の数が多め提案されますので、慎重検討して照明の数を減らすことが大切です。
また、担当者の好みが色濃く反映されてますので、そのあたりの照明プランの意図の把握が必要です。
どのような空間にしたいのか、
その為にはどのような照明がふさわしいのか、
その形や大きさはその空間のボリュームにふさわしいのか、
照度や、光の方向性(角度)は空間にふさわしいものであるのか、
レイアウトは美しいのか、必用なレイアウトとなっているのか、
壁に対してシルエットがどのように映るのか、
エアコンやカーテンとの取り合いは大丈夫か、
照明ひとつとっても考えることがたくさんあります。
これらを検討しないと、意図した雰囲気と違ってしまったり、照明だらけの天井になったりと
ちょっと残念な空間になってしまう恐れがあります。
照明は建物を印象付ける大切な要素。
時間を掛けて検討します。