豊川・野口の家 実施設計もだいぶ収束してまいりました。
所内でも、お施主様との打合せでも、細部の話が主になっております。
造作家具や収納の構成を考えるにしても
「今はこの使い方だけど、将来的にこうなるかもしれない」
といった、今後の想定がとても大切になってきます。
例えばちょっとこだわって特殊なサイズの冷蔵庫を置くために、スペースをそれピッタリに設計したとします。
しかし10年後いざ買い換えようとなったとき、もしかしたらそれは製造されていないかもしれません。
そのとき、他の冷蔵庫が入らないようなスペースでは困ってしまいます。
変わらない部分もありますが、モノも考え方も、少なからず変化していきます。
その中で暮らしの変化に対応できるよう、ある程度のフレキシブル性は必要だと考えます。