ガルバ外壁の釘ピッチ

老津の家/豊橋　外壁はガルバリウムの釘ピッチ検討中です。

小波は山の幅（山の頂点-山の頂点）31.8から32.7mm程度で厚みは9mm。
中波は山の幅63.5mm程度で厚みは18mm。
大波は山の幅76.2mm程度で厚みは18mm。

厚みが少ない小波に用いるステンレス傘釘はシルバーかブロンズと一応選べますが、
厚みが大きい中波や大波では長い釘が必要なので、シルバーになります。

外壁がブロンズなので、傘釘が目立ってきます。

材の重ねの部分には釘が必須で、他をどう留めるかピッチを検討しています。
ライン上下の2パターン。（間違い探しみたいですね。）



開口部周りなどはどうしても釘のリズムが乱れてしまうと考えれば、
上のほうが全体ではまとまると思います。

一方で、下のほうが多少なりとも釘が少なくすっきり見え、
不要な穴は少ないほうがいいとも思います。

どちらも正解なので、もう少し時間がかかりそうです。


2012.10.24　ディクタ建築事務所 栗山祐子

「老津の家（豊橋市）」竣工写真と作品の紹介をしています。
https://www.dikta.jp/work-detail.html?id=43