老津の家/豊橋 床材が決まりました。
一番奥は、リビングに用いるレッドオーク。
硬くて衝撃に強く、木目もはっきりしています。
のぼり梁がそのまま見える空間なので、床も「木らしさ」を程よく主張して質感の高い
空間にまとまりそうです。
真ん中は、玄関ホールに用いるピンカド。
こちらも硬くて傷がつきにくく、店舗の床などにも用いられる材です。
カリンに似た赤褐色が玄関の雰囲気を重厚にしてくれそうです。
一番手前は、浴室前の廊下に用いるハードサイプレス。
こちらはリブタイプです。
水に強く、表情も独特ですね。
フローリング施工の前に、念のため床構造用合板の釘ピッチの確認も行いました。
SE構法で2階以上の床釘ピッチは15cmなのですが、(材にあらかじめ+印があり、施工も確認もしやすいです)
吹抜や階段周り1.8mの範囲は半分の7.5cmになっています。
コンクリートと鉄と木と。それぞれが程よく主張しあう建物になりそうで、仕上がりが楽しみです。
2012.10.31 ディクタ建築事務所 栗山祐子