老津の家の南バルコニーに取り付く予定のワイヤー手摺。
手元のカタログには標準スパン3mとあります。
カタログのイラストほどは目立ちませんが、ワイヤーの短部には金具が出てきます。
老津の家では6m弱のところにワイヤーを渡したいので、途中で継ぐしかないのかと、
ダメもとでメーカーさんに確認しましたら。。。
なんと、6mまではスパンを飛ばせますとのこと。
それであれば、手摺の両端部にだけ金物を取り付ければよいので、美観的にもコスト的にも、
とても望ましい結果に。
思わず電話口で、「すごく嬉しいです!ありがとうございます。」と言ってしまいました。
ちなみに一戸建て住宅の場合 手摺の設計は自由度が高く、こちらでも手摺の高さが
1.1m以上であれば、基準法上は問題ありません。
しかし、実際にご家族が生活をすることを考えると、お子様が足を掛けないか等の不安が
ありますので、お客様のイメージとすり合わせてワイヤーのピッチを決めています。
2012.12.19 ディクタ建築事務所 栗山祐子