設楽町の「北設の家」は実施設計が完了し、昨日現説を行いました。
現説とは現場説明会を略したもの。現場説明会ですので現地で行うのが本来の姿であると思いますが、実際は弊社で図面を渡して、計画の概要、見積りと工事上の注意事項の説明を行います。
今回はクライアントさまのご意向で、3社による競争入札を行います。
同じ図面、共通のルールのもと、各社それぞれに数量を拾い、見積り金額を算出します。同条件下での見積もりなので、公平な比較が可能となります。
一般的な木造住宅では見積金額の差はつきにくいものですが、イレギュラーな要素が多ければ多いほど差額が大きくなる傾向にあります。手作業の部分をどのように評価するのかがポイントになります。
今回の「北設の家」では、どのような金額で見積っていただけるのか、とても楽しみです。
2013.1.18 ディクタ建築事務所 原田久