「東郷の家/新城」 竣工写真(Dikta撮影)前編

2016-06-18 · 【新城・東郷の家】

先日お引渡しの「東郷の家」の竣工写真です。

写真家の萩原さんには秋に撮影いただくとして、まずはDikta撮影の写真をご覧ください。

新城市 東郷の家 外観

南垂れ大屋根にしっくい調左官壁のエレベーション。
せっかくの塗り壁ですので、その壁の質感を強調すべく、壁厚やルーバー部に奥行きを持たせる工夫をしています。
ルーバーはエステクウッドの杉。本物の木の表情が漆喰壁によく合います。
RC打放し塀や黒の色粉モルタルのアプローチでモダンな印象に。

新城市 東郷の家 玄関&土間収納

白と黒のコントラストが美しい玄関ホール。奥は土間収納。天井吊の引き戸で目隠し可能です。

新城市 東郷の家 玄関ホール

玄関ホールの壁には姿見を埋め込み。来客確認用の窓下に車キー置き場のニッチ。
玄関扉は木製の引き戸。工場製作の既製品なので気密・断熱性能が高いです。

新城市 東郷の家 土間収納

玄関土間収納。可動だなやコート掛け等はクライアントと何をどのように仕舞うか綿密に打合せをして決めました。

新城市 東郷の家 土間収納からキッチンパントリーへ

土間収納はキッチンに隣接。
キッチン収納の真ん中はレンジ台。その上下は可動棚。リビングやダイニングからは見えずにスッキリ暮らせます。
土間収納の奥に勝手口があり、屋根つきのゴミ置き場にビール瓶や資源ゴミを置きます。

新城市 東郷の家 LDK

LDK空間。吹抜で二階と繋がります。勾配天井にダウンライトの開口は設けず間接照明で天井面を照射します。

新城市 東郷の家 LDK

窓際に腰掛。窓外延長上にデッキを設置。広がり感のある設計です。
リビングボード、腰掛収納はオーダーメイド。

新城市 東郷の家 キッチン

キッチン奥の引き戸を開けると土間収納があります。
システムキッチンと背面収納はパナソニック既製品。
構造の要件で柱が必要でしたので形状(八角形)と材種(アサメラ)で少しだけ主張してみることに。

新城市 東郷の家 書斎

書斎スペースからダイニング・リビングの眺め。壁の上部を開けることで圧迫感がなくなり
リビングとつながり感のあるスペースです。

次回に続きます

 

  この記事を書いた人 

  原田 久( 建築家 / 一級建築士 )

有限会社 ディクタ建築事務所 代表取締役

愛知県北設楽郡設楽町出身
豊田工業高等専門学校建築学科卒業後、大阪の建築家・出江寛氏に師事。
出江事務所退社後、ハウスメーカー、ゼネコンを経て1998年設計事務所開設。
豊橋・豊川・蒲郡・新城等の愛知県三河地域で、住宅専門の設計事務所として
クライアントと一緒に楽しく丁寧な家づくりをしています。

1998~2004 豊田高専建築学科 非常勤講師
1998~2001 利幸学園 中部ビジネスデザインカレジ インテリア科 非常勤講師

ブログ(プロジェクト進行状況の紹介)  https://www.dikta.jp/blog/
コラム(家づくり全般について)     https://www.dikta.jp/column.html 

豊川市, 愛知県, JPのHouzz登録専門家原田久クライアント様から、家づくりSNS「HOUZZ」にレビューを頂いてます。
よろしければ、こちらのサイトも併せてご覧ください。

 

豊橋、豊川、蒲郡、岡崎、豊田、設計事務所と創る注文住宅|有限会社 ディクタ建築事務所

有限会社 ディクタ建築事務所 / Dikta architects office

pageup