「中世古の家/豊橋」は実施設計の最終チェック段階です。
来月には工務店さんへ現説を行います。
議事録を見返し打合せ内容を確認し、金額を気にしながらも最も良いと思われる材や納まりで
図面をまとめています。
ところで、中世古の家の個室にはあだ名というか、一般名称とは別にそれぞれ個別の名前が付けられています。
こちらからお願いしたわけではないのですが、そのネーミングからイメージが膨らみます。
名前の由来を伺うと、どういった質の空間を希望されているのか、どのように使いたいのか など見えてきますし、
こちらも愛着が湧くので、名付の威力みたいなものを感じています。
ご要望をまとめる有効な手段だと感心すると同時に、名前負けしない空間を実現すべく背筋が伸びる思いです。
2016.05.26 栗山 祐子