明けましておめでとうございます。 Diktaは今日が仕事始め。本年もよろしくお願い申し上げます。
お正月の間は仕事のことを一切忘れてました。今は頭ボケボケの状態。
今日一日で仕事の勘を取戻したいと思います。
さて、年頭ということで、会社の方針について最近考えていることをつらつらと。
私たちアトリエ系の設計事務所の殆どが零細企業になります。
ある意味に於いて「数は力」でありまして、大手ハウスメーカーや地場のパワービルダーに抗うのは無理があります。
ネット上でも、大手広告代理店の運営する住宅ポータルサイトが圧倒的な力を持つようになり、
私たちのような個人事務所は、どこかの傘下に入らないと立ち行かなくなるのではと危惧しておりました。
実際、他業種の友人が、工夫を重ねて独自に頑張っていたもののついに大手の傘下に入ったと。
そのような話を聞くと。5年後、10年後は大手の軍門に下る時が来るのではないかと。。
そのよな不安を抱えつつ、暮れに読んだ長江一石さんのブログに勇気づけられました。
「零細が大手に勝てるのは、の例をラーメンで語る」
そうなんです。
私がチェーン店でなく、個人のお店が好きなのは、そこにそのお店ならでは物語性を感じていたんでしょうね。
開発秘話とかそんな大げさなことではなくて、お客さんと私たちの間で一緒に作り上げる家そのものがひとつの物語。
そうであるならば、今の方向性で大丈夫なのかなと。
OBのクライアントさまからの年賀状を読みながら、改めてそのことを感じています。