住まいの計画時に、将来を見越してエレベータースペースを確保する時があります。
例えばこちら。
1階が美容室で、2階と3階が居住スペースの建物です。
将来、エレベーターが欲しくなった時には、現在の納戸部分を利用出来るような構造計画になっています。
数年前にはホームエレベーターといえば、小さいものでもざっくり1500角程度のスペースが必要でしたが、
現在は、2階までの移動であれば畳一枚分のスペースがあれば設置できるものも出てきました。
これまで以上にホームエレベーターの需要も高まると予想されますし、よりコンパクトで設置しやすく、
願わくばコスト面にも優れるホームエレベーターが今後増えることを期待しています。
2015.12.03 ディクタ建築事務所 栗山 祐子