着工が近づいてまいりましたので「多米の家」キックオフ ミーティングを行いました。
実はこのミーティング、はじめての試みです。
現場が始まってから立ち姿勢のままで打合せすることを、 すこし前倒しで準備してイスに座りながらご確認いただいたほうがいいのではないかと、 そのような趣旨で、今回は打合せの進め方を変えてみたのでした。
クライアントさんが来られる前、監督さんから「ご相談したいことが。ちょっとこちらへ」 と萩森建設さんの作業場に案内されます。
「タマタマ年末に売り込みがありまして格安で入手できました。 増減なしで変更できるのですが・・・」とのご提案。
えーーー!ホントに良いの??
「たくさん買いましたので1階も2階も全部変えてもいいですよ」
マヂかーーーーーー!!
打合せが始まる前からテンションMAX! 嬉しすぎて写真撮るの忘れてました(^^)
そうこうしているうちにクライアントさん到着。3者揃ったところでキックオフミーティングスタート。 設備の仕様や素材の確認をしていただきます。
店舗部分の外壁はウェスタンレッドシダーを張り。キレイな材で良い感じです。
その他の外壁には杉焼板を使います。
「杉焼板にはパフパフのとパフパフじゃないのがあります」 「何?パフパフって??」
杉板の表面を焼いて炭化したままで「パフパフ」した状態のものと 炭化した粉をブラシでそぎ落として「パフパフしてない」ものと
サンプルをご覧いただきながら
「どちらにしましょう?」 心の中で(来い!ぱふぱふ!)と祈りながらクライアントさんの判断を仰ぐと・・
「ぱふぱふで!」
やったーーーーーーー! めっちゃかっこよくなりますよ(^^)
「多米の家」工事編、幸先良くスタートです。
2015.01.26 ディクタ建築事務所 原田久