水まわりの床

2014-12-11 · 家づくり考・建築メモ

いろはの家(名古屋)子世帯洗面スペース

脱衣スペースやトイレなど水まわりの床を考えています。 フローリング・タイルや石・クッションフロアが一般的です。

オープンなキッチンではダイニングとの繋がりもあり、フローリングとすることが多いです。 無塗装では水がしみの原因になるので、撥水性を考えウレタン塗装の艶消しなどを施すと 良いかと考えています。 撥水性を塗料などで補えば脱衣スペースやトイレに採用しても良いかなと思います。

タイルや石は、コストと ひんやりする足触りをどう考えるかが問題になります。 特に脱衣スペースでは冷たいのを避けたいと考えるのか、敷物などで対応するのかで選択が変わってきます。 ひんやり感を和らげるものも出されていますので個人的にはタイルであればそちらが良いかと。

クッションフロアーは、コスト面でも掃除のしやすさでも優れています。 いかにもクッションフロアといった面持ちのものの他に、石調やタイル調といった一見すると 「それらしく」見えるものもあります。 この、「らしく見える」がなんとなく引っかかりますが、やはり機能とコストのバランスを考えると 良い材料だと思います。

クッションフロアのように、便利だけれど引っかかりのある建材はとても多く、材を決めるときに どこを大事にしたら良いものかと揺れてしまいます。

 

「いろはの家(名古屋市)」竣工写真と作品の紹介をしています。
https://www.dikta.jp/work-detail.html?id=41


   

 

豊橋、豊川、蒲郡、岡崎、豊田、設計事務所と創る注文住宅|有限会社 ディクタ建築事務所

有限会社 ディクタ建築事務所 / Dikta architects office

pageup