新城の「杉山の家」は大工さんによる家具工事の真っ最中です。
キッチン背面のカウンター収納。 右側奥の部屋は土間と食品庫。畑で撮れた野菜をここに保存します。
左側奥の部屋はシアター前室の書斎的な部屋。 小窓でキッチンとつながります。
書斎からキッチンに向かって「ビール取ってー」とかやるのでしょうね。
カウンターの一部をくり抜いて大理石をはめ込みます。 パンやパスタを捏ねる台になります。
これくらいの内容となると家具屋さんが作ることが一般的ですが、 大工さんと建具屋さんの工事範囲とすることでコストを抑えています。
シアタールームのDVD収納ラック。 下段がLP盤のスペース。それ以外はDVDやCDのスペースとなります。
DVDBOXやLP版など持ってきていただき、現場で確かめながら仕切りのレイアウトを決定。
2階階段ホールの文庫&新書用の本棚。惚れ惚れする仕上がり。
家具塗装色の塗り見本を作っていただきました。
エボニーとウォールナットですが、どちらとも言えない感じでしたので 混ぜた色で塗り見本を作り直してもらうことに。
7:3の比率でサンプルを作ってもらいましたが、ほんの僅かですが明るく感じましたので 5:5の割合で塗装することにしました。
「微妙な色の見極めが全体に及ぼす影響は大きいのです」と建築家チックに決めたいところですが、 「正直なところ、そんなに差はないですよー」とバカ正直に..(^^;)
2014.07.07 ディクタ建築事務所 原田久