実施設計でまず進めるのが展開図です。 展開図は、部屋の中心に立ってそれぞれの壁を見た姿絵です。 各部屋のサッシ・扉といった開口部や造り付け家具の高さの他、24時間換気やエアコン、インターホンなどの設備関係の高さもはっきりします。 展開図自体は仕上がり線しか現れてきませんのでさっぱりした図面ですが、詳細部分をある程度考えながら線を引きます。 なので、全体の構造や特別な納まりになりそうな場所を洗い出してから取り掛かります。